東京都の消防点検データ|出火件数全国最多4,548件・報告率61.6%

東京都の消防用設備等の点検報告率は61.6%(平成29年時点・全国3位)で全国平均49.2%を上回ります。出火件数は4,548件と全国最多、消防設備士の合格者数も8,019人で全国1位。東京都の火災と点検、担い手供給の数字を一次データで整理しました。

東京都の消防点検の状況は?

要点

東京都の点検報告率は61.6%(平成29年時点・全国3位)、出火率は3.27件/万人(全国平均2.97・全国22位)、火災による死者発生率は0.69人/10万人で全国45位の低さです(令和6年確定値)。出火件数は4,548件で全国最多、消防設備士の合格者数も8,019人で全国1位と、点検の対象も担い手供給も国内最大規模です。

このデータの要点

  • 東京都の出火件数は4,548件で全国最多(令和6年確定値)。点検対象となる建物も国内最大規模。
  • 東京都の点検報告率は61.6%で全国3位(平成29年時点・最新公表値・以降未公表)。全国平均49.2%を上回る。
  • 東京都の出火率は3.27件/万人で全国22位(全国平均2.97)。人口あたりでは突出していない。
  • 東京都の火災による死者発生率は0.69人/10万人で全国45位の低さ(全国平均1.16)。
  • 東京都の消防設備士合格者数は8,019人で全国1位(令和6年度)。点検の担い手供給が国内最多。

県別の主要指標

指標 全国平均 位置づけ 基準時点
出火率 3.27件/万人 2.97件/万人 全国22位 2024
火災による死者発生率 0.69人/10万人 1.16人/10万人 全国45位 2024
点検報告率 61.6% 49.2% 全国3位 2017-03-31
出火件数 4,548件 全国1位 2024
消防設備士合格者数 8,019人 全国1位 2024

東京都の火災と点検の数字

東京都の出火件数は4,548件で、全国(37,141件)のなかでも最多です(令和6年確定値)。一方で人口あたりの出火率は3.27件/万人で全国22位、全国平均2.97をわずかに上回る程度にとどまります。火災による死者発生率は0.69人/10万人と全国45位の低さで、全国平均1.16を大きく下回ります。出火の「総量」は国内最大でも、人口規模で割り戻すと突出して火災が多い県ではない、というのが東京都の数字の読み方です。点検報告率は61.6%で全国3位(平成29年時点)と、平均49.2%を上回る水準にあります。

点検報告率を全国と比べると

東京都の点検報告率61.6%は、全国平均49.2%を上回る全国3位です(平成29年時点・最新公表値・以降未公表)。人口・建物が国内最大規模に集中し点検対象が膨大であるにもかかわらず、上位の報告率を保っている点が東京都の特徴です。背景には、東京消防庁という単一の大規模本部が都内を広くカバーし、電子申請をはじめとする報告の仕組みを整備してきたことがあります。なお点検報告率の都道府県別データは平成29年3月31日時点が最新の公表値で、以降は更新が公表されていません。最新の火災統計(令和6年確定値)とは基準年が異なる点に注意が必要です。

東京都で消防点検に関わるということ

出火件数が全国最多で点検対象の建物も国内最大規模である東京都は、消防設備点検の仕事量と維持管理需要がともに最大級の地域です。これを支える担い手の供給も厚く、令和6年度の消防設備士合格者数は8,019人で全国1位、全国計29,878人の4分の1超を東京都が占めます。点検対象の多さと有資格者の供給の厚さが両立しているため、点検・報告の実務に関わる機会が広く存在する地域だといえます。消防用設備等の点検周期や報告義務は全国共通ですが、対象建物が多く多様な都市部では、その実務量と幅に向き合うことになります。

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よくある質問

東京都の点検報告率はどのくらい?

東京都の消防用設備等の点検報告率は61.6%です(平成29年時点・最新公表値・以降未公表)。全国平均は49.2%で、全国3位の水準です。

東京都は火災が多いの?

出火件数は4,548件で全国最多ですが、人口あたりの出火率は3.27件/万人で全国22位(全国平均2.97)にとどまります。火災による死者発生率は0.69人/10万人で全国45位の低さです(令和6年確定値)。

東京都は消防設備士が多い?

令和6年度の消防設備士合格者数は8,019人で全国1位です。全国計29,878人のうち4分の1超を東京都が占め、点検の担い手供給が国内最多です。

点検報告率の数字はいつ時点のもの?

点検報告率は平成29年(2017年)3月31日時点の最新公表値で、以降は全国・都道府県別とも更新が公表されていません。火災統計は令和6年確定値です。

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